タイのサービスアパートメントとは、生活するために必要なものがすべて揃っているアパートを意味しています。
サービスアパートは、タイの法人が事業用に経営しているのがほとんどで、一般のアパートやコンドミニアムのように個人契約のみを受け入れるのではなく、法人単位での契約も受け付けています。
日本でアパートを探すと、部屋の中には何もなく、生活に必要な最低限のものをすべて買いそろえなければなりません。
しかし、タイのサービスアパートには、ホテルのようにベッドやエアコン、テレビなどの生活に必要な家具が一通り揃っています。
サービスアパートがホテルと違うのは、電気代や水道代など、使った分だけを実費で請求される点でしょう。
また、サービスアパートの中には、価格によってはプールやジム、レストランなどの設備が揃っているところもあります。
サービスアパートの契約は1ヶ月から可能で、滞在期間に応じて割安になるのもうれしいですね。
日本人向けサービスアパートに設置されているテレビでは、ほとんどNHKが放送されています。
また、日本の少々古いドラマを中国語の字幕つきで放送している「JET」というチャンネルもあるんですよ。
CNNやスポーツチャンネルは、ほとんどのサービスアパートで受信でき、受信料は家賃に含まれています。
サービスアパートのほとんどは単身者向けですが、最近は家族や夫婦用のものも増えてきているようです。
サービスアパートの賃貸相場は、人気のスクンビットエリアでは1万5,000バーツ(約4万5,000円)程度といったところでしょうか。
スクンビットエリア以外のサービスアパートの場合は、かなり割安な家賃が設定されています。