バンコクでアパート探しをする際は、まず、留学や仕事など、目的とする場所からの交通の便が重要になります。
バンコクにはBTSというスカイトレインや、MTRという地下鉄がありますが、この他にもタクシーやバイクタクシー、ソンテウという乗り合いバスを使った移動手段も考え、目的の場所からの交通の便がよい場所を選ぶことが必要かもしれません。
次に、アパートの家賃の予算を決めることになりますね。
バンコクで現地採用で働いている人々に人気なのは5,000バーツ(約1万5,000円)程度からの物件です。
日本から派遣されている駐在員は、大体2万バーツ以上の物件に住んでいるようです。
日本で、アパートを契約するというと煩雑な手続きや書類を用意する必要がありますが、タイではパスポートがあれば簡単に契約することができます。
入居時の初期費用については、保証金として家賃の2か月分程度必要ですが、解約時には返却され、保証人を立てる必要もありません。
また、礼金の制度はタイにはありません。
気に入ったアパートがあれば、パスポートを提示してその場で保証金を払えばすぐに入居することが可能です。
こうした点をみると、タイのアパートへの入居は、日本の場合と比べ、とてもシンプルといえそうですね。
バンコクのアパートには家具があらかじめ設置されている場合がほとんどなので、電化製品などを買い揃える必要もありません。
バンコクでは、電気や水道の開通も、日本と違い、電気会社と契約する必要もなく、月ごとに家賃と一緒に請求されます。
バンコクの賃貸物件情報は、不動産会社を通すよりも、スーパーの掲示板やインターネット、物件に掲げられている「空室あり」の看板を見て探すのが一般的です。